研究
Research

研究の概要

楽しく豊かなコミュニケーションを実現するメディア処理技術を創る

マルチメディア機器・ブロードバンド網・人工知能(AI)技術などの発展により,仮想(サイバー)空間と実世界(フィジカル)空間を繋ぐサイバーフィジカルシステム(CPS)が活用され,膨大な量の知覚メディア(主に画像・映像)が日常的にやり取りされています.そのような背景の元,ユーザの要求品質が多様化していることも踏まえ,多様な付加価値のある知覚メディア=「多知覚メディア」が不可欠です.本研究室では,信号処理や機械学習といった要素技術から実際の応用技術まで幅広い分野に亘るメディア処理技術の研究を進め,より楽しく豊かなコミュニケーションを実現することを目指します.

具体的には,弊研では主に下記4テーマを横断・複合した研究を進めています.
より具体的な内容については,このページ下記の学位論文リストやAchievementsの業績リストを参考にしてください.

信号解析/Signal Analysis

フィルタバンク,ウェーブレット,スペクトル空間変換,スパース表現など
Filter bank, wavelet, spectral-spatial transform, sparse representation etc.

データ圧縮/Data Compression

ロッシー・ロスレス統合符号化,HDR画像二層符号化,RAW画像圧縮など
Lossy-to-lossless coding, dual-layer coding for HDR image, raw image compression etc.

知覚セキュリティ/Perceptual Security

知覚暗号化,フォーマット準拠暗号化,データハイディング,ステガノグラフィなど
Perceptual encryption, format-compliant encryption, data hiding, steganography etc.

コンピュータビジョン/Computer Vision

画像生成,画像補完,超解像,領域分割,物体検出など
Image generation, image completion, super resolution, segmentation, object detection etc.


外部資金による研究テーマ

これまでに下記のような外部資金を獲得しています.


一般化スペクトル空間変換によるRAW画像符号化の開発

スタイル変換を用いた顔画像知覚暗号化システムの開発


超スマートセキュリティ社会のための任意コンテンツ知覚暗号化


高次可変リフティング構造を用いた高機能映像統合符号化


クラウド時代における多次元適応変換を用いたロッシー・ロスレス統合映像符号化


M分割リフティングベースフィルタバンクを用いたロッシー・ロスレス統合符号化


学位論文

学生が個人個人で様々なテーマに取り組んでいます.

 博士論文

 修士論文

 卒業論文